営業部リーダー 藤井秀行

営業部リーダー 藤井

実家は下関のお隣の美祢市で、前職は旅行会社の営業マンでした。
正直、お酒に弱い体質でして、まさか自分が日本酒メーカーに就職するとは、と家族みんなも驚いています。
ただ、転職を考えている時、「バスの観光にも力を入れたい」という下関酒造の方針を聞いて、自分の経験が活かせるかなと思いまして。
2004年9月に中途入社しました。

営業ですから、やりがいは、大きな契約が取れた時ですね。
スーパーから、「チラシに載せるから」と、100ケースぐらい注文をもらえたら、ほんとうれしいです。

今の担当は、商社や問屋、地元下関の神社、ホテル、道の駅など。
下関酒造のお酒をPRしたり、納品したりしています。

営業をやっていて、忘れられないエピソードがあります。
担当をしていたディスカウント店のある店長さんに、下関酒造のお酒を評価してもらえません。
だから、あいさつに行っても話半分の対応。

ある日、店長さんが接客で忙しそうだったので、手持ち無沙汰の僕は、お店の冷蔵庫に並べてあるお酒の瓶のラベルを真正面に見えるように、1時間ぐらいかけて並べ替えていったんです。

それからですね。
店長さんが僕のことを認めてくれて、下関酒造と仲良くしてくれるようになったのは。
営業は結局のところ、人と人とのコミュニケーションなんですよね。
ちょっとしたことがきっかけで、人と人との関係がスムーズになって、営業が楽しくなったんです。

おかげで、下関酒造に入って15年が過ぎ、今も営業に駆け回っています。
飲めなかったお酒も、ちょっとは飲めるようになりました。

下関酒造|毎日の食卓からハレの日まで。