shuan KU cafe店長 田中宜子
陶芸家として活動しながら「shuan KU cafe」で店長を務めています。
カフェはギャラリーも併設しているので、自ら制作した陶器の作品を展示したりもしています。
以前、インテリア設計会社で働いていた経験を活かして、「shuan KU cafe」の店内デザインにも関わりました。
まず考えたのは、古い建物のイメージを崩さないこと。
古いものを残しつつ、黒と白を基調とした洗練された空間を目指しました。
大人な雰囲気を漂わせつつも、カヌレやスコーンのテイクアウトコーナーには白いタイルを使うなど、都会的な雰囲気も取り入れています。
「shuan KU cafe」のメニューは、すべて手づくり。
コンセプトは「お母さんが子供に食べさせられる安全で安心なモノ」。
私自身、幼い男の子の母親なので、意識しています。
食材には保存料などが入っていないものを使い、ドリンクやスコーンなどに使用している酒粕や甘酒は下関酒造のもの。
自信を持ってお客様にご提供できます。
重厚な雰囲気の建物ですが、気軽にスタッフと世間話を楽しんでもらえるような空間にしていきたいなあと思っています。
あと、日本酒に親しんでもらえる場になれば。
若者の酒離れと言われて久しいですが、若い方にも喜んでもらえるようなカクテルなどを提供して、お酒のいろんな楽しみ方を伝えていきたいと思っています。
下関酒造|毎日の食卓からハレの日まで。