製造部醸造課 河﨑巧
別府大学で微生物の研究をしていて、学んだことを活かせる業界として、2017年4月に生まれ故郷にある下関酒造に新卒入社しました。
日本酒造りって、おもしろいです。
複雑で、なかなか思った通りに行かないところがです。
麹菌など微生物という生き物を扱っていますからね。
複雑な工程を1つひとつクリアしながら、完成に持っていく。
その流れが非常におもしろいのです。
下関酒造は少人数で酒造りをしていますから、新人蔵人であっても、洗米から搾りに至るまで、すべての工程を経験することができます。
大きな清酒メーカーに就職した同級生もいますが、彼らに比べ、若いうちから、酒造りのさまざまな経験を積めて恵まれているなあと感じます。
また酒蔵って徒弟制度みたいなイメージもありますが、下関酒造は村田リーダーを中心にみんな仲が良くて、厳しい上下関係もありません。
正直、学生時代は日本酒のことをよく知らなかったのですが、下関酒造に入って、魅力に取り憑かれています。
晩酌でも清酒を飲むようになりましたし、私たちが造っているお酒は海の幸が豊富な下関の食事にぴったり!
スーパーに並んでいる下関酒造の日本酒を、お客さんが手に取っている姿を見た時、蔵人になってよかったなあと喜びを感じています
下関酒造|毎日の食卓からハレの日まで。