製造部製品課リーダー 橋本哲也

製造部製品課リーダー 橋本

前職は半導体装置の修理などをする仕事で、実家が下関ということもあって、下関酒造に2013年6月に転職しました。
全くの畑違いの職種から酒造業界に来たわけですが、機械トラブルの時は前職の経験が活きますね。
部品さえあれば、どうにかできています。

製品課では、日本酒の瓶詰めから、ラベル貼りや飾り付け、出荷までを担っています。
私は社員、パート計8人のまとめ役です。

製品課は日本酒造りはしませんが、お酒のアルコール度数の調整など、やることは多いです。
出来たての清酒はアルコール度数がやや高めなので、15度に割り水するわけですが、その間に酸度やアミノ酸度、日本酒度などの分析もします。
分析がぶれすぎると出荷できませんから、気を使う作業です。

割り水が終わると、ラベル貼り。
下関酒造では「お誕生日おめでとう」など、1人のお客様だけのオリジナルラベルの日本酒も販売していますから、いろいろな種類のラベルを貼ります。

冬場の繁忙期は数日先に数千本の注文が入ったりしますから、製造部に営業部まで総動員。
まさに「ワンチーム」になって、作業をします。
それだけに、出荷を終えた時の充実感は、すばらしいものです。
働いているなあという実感の大きさが、製品課の良さです。

僕は酒が基本的に飲めなかったのですが、下関酒造に来てから、割り水のあとに試飲する必要があって、口に含むようになりました。
お酒の試飲をしていて気づいたことがあります。
下関酒造の日本酒は、飲みやすいんです。
アルコールが苦手な人でも、飲めるお酒じゃないかと思ったんです。
もう何年も割り水作業のたびに試飲しているわけですが、長く飲んでも飲み飽きません。

お酒が苦手な私が、自信を持っておすすめできる日本酒だと思います。

下関酒造|毎日の食卓からハレの日まで。